角膜移植は、角膜(黒目)が濁ってしまった重症な視力低下の患者さんの視力を改善する手術治療です。長崎県では献眼のお知らせをいただいた場合、長崎アイバンクを通じて24時間365日長崎大学眼科が対応しています。病院、葬儀場、自宅などへ眼科医が訪問し処置をします。摘出後は義眼を入れますので見た目は変わりません。角膜提供は亡くなった患者さんの権利であり、またご本人の意志が書面で示されていなくても家族に提供の意志があれば可能です。献眼により視力を回復された方の人生の中で、献眼していただいた方、その家族の善意が生きていきます。アイバンクの活動については「長崎アイバンク」長崎大学眼科学教室内095-819-7517へご相談またはホームページをご覧ください。