緑内障の治療には点眼治療、レーザー治療、手術治療があり、目的はどれも眼圧を今以上に下げる必要のある場合にその方それぞれの状況に応じて選択されます。当院で行なっている選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)は外来で施行でき、手術治療にふみきる前の眼圧下降の選択肢として施行されることが多いです。治療は専用のコンタクトレンズを装着し5~6分程度の治療時間で、個人差はありますが強い痛みはほとんどありません。ただし、レーザー後の眼圧の変化や症状にはやはり個人差があり、有効に眼圧が下がる方もいれば、反応の低い方、一時的に眼圧が上昇する場合もありますので、医師から十分な説明を受け理解して受けることが重要です。保険診療で3割負担の方で27000円の治療費用です。