ゴールボール金メダリスト浦田理恵さんの講演

4月7日長崎県眼科医会集談会にて、2012年ロンドンパラリンピックゴールボール金メダル、2020年東京パラリンピック銅メダリストの浦田理恵さんをお招きし、「一歩踏み出す勇気~自分が変われば世界が変わる~」の講演が行われました。ゴールボールは視覚障害者が3人でチームを組み、鈴の入ったボールでゴールをねらう競技です。網膜色素変性で20代で失明、苦悩を乗り越え競技のみならず、仕事に従事しながら各地での講演にと日本や世界を飛び回って活躍する浦田さんの姿に、眼科医として身の引き締まる気持ちと感動をいただきました。

超広角網膜断層・血管撮影装置OCTA(CanonS-1)を導入しました

OCTAは造影剤を使用せず網膜の血管の撮影ができ、導入したCanonS-1では未散瞳でも広角(眼底の周辺まで)撮影ができます。造影剤による副作用を心配することなく、散瞳なしで受診のたびに撮影がすぐできますので、患者さんの負担はより少なく、糖尿病性網膜症や眼底出血などの治療方針に役立ちます。

アイバンクについて

角膜移植は、角膜(黒目)が濁ってしまった重症な視力低下の患者さんの視力を改善する手術治療です。長崎県では献眼のお知らせをいただいた場合、長崎アイバンクを通じて24時間365日長崎大学眼科が対応しています。病院、葬儀場、自宅などへ眼科医が訪問し処置をします。摘出後は義眼を入れますので見た目は変わりません。角膜提供は亡くなった患者さんの権利であり、またご本人の意志が書面で示されていなくても家族に提供の意志があれば可能です。献眼により視力を回復された方の人生の中で、献眼していただいた方、その家族の善意が生きていきます。アイバンクの活動については「長崎アイバンク」長崎大学眼科学教室内095-819-7517へご相談またはホームページをご覧ください。

緑内障レーザー治療(SLT)

緑内障の治療には点眼治療、レーザー治療、手術治療があり、目的はどれも眼圧を今以上に下げる必要のある場合にその方それぞれの状況に応じて選択されます。当院で行なっている選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)は外来で施行でき、手術治療にふみきる前の眼圧下降の選択肢として施行されることが多いです。治療は専用のコンタクトレンズを装着し5~6分程度の治療時間で、個人差はありますが強い痛みはほとんどありません。ただし、レーザー後の眼圧の変化や症状にはやはり個人差があり、有効に眼圧が下がる方もいれば、反応の低い方、一時的に眼圧が上昇する場合もありますので、医師から十分な説明を受け理解して受けることが重要です。保険診療で3割負担の方で27000円の治療費用です。

 

令和4年、2022年、新年あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

当院は先日12月に開院30周年を迎えました。

これからも職員一同励んでまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

新年は、2022/1/4から診察が開始になります。

みなさまにとって、よいお年でありますように。

(2022・1・1 初日の出)

8月9日

今年の長崎原爆の日は休日でしたので、記念式典をみて、黙とうを心をこめてすることができました。自身も被爆されながら恐怖におびえながら救護にあたられた看護学生さんとそれを一喝した衛生員さんの気持ちも胸に迫り、情景が目にうかぶようでした。

例年は平日の午前中ですから、診療中の検査や処置の手を止めることができないことが多々あり申し訳なく思っていました。

台風の後の風が、式典に関わる方がたの暑さを少しでもやわらげてくれたでしょうか。

長崎ロービジョンサポート眼鏡橋

視覚障害者の方を支援するために、長崎県眼科医会で作成した「長崎ロービジョンサポートめがね橋」(視覚リハビリの補助具の紹介や生活の支援、行政福祉制度、教育支援の窓口を紹介したリーフレット)を眼科医からお渡しします。可能であれば視力や視野、疾患名を眼科医に記入してもらい窓口へ相談すると、受付者がご本人の状況が判断でき対応しやすくなります。ご家族からの相談も受け付けます。あきらめず、補助具を使えばできるようになることも多々あります。かかりつけの先生におたずねください。

広角眼底カメラ「オプトスカリフォルニア」

広角眼底カメラは、点眼で散瞳せずに眼底の周辺部まで詳細な撮影ができ、眼底疾患の早期発見に大変有用です。

車の運転での受診時や待ち時間の短縮にもつながり、撮影のまぶしさも緩和されていますので小児の撮影も可能です。

当院ではニコン社オプトスカリフォルニアを導入し、蛍光眼底撮影も可能ですので、糖尿病性網膜症、網膜血管閉塞疾患の病状把握に非常に役立っています。

モニターで拡大しながらのご説明できますので、とても患者さんにもわかりやすいです。